院長紹介

院長 Profile

鍼灸師 いしい ゆきこ

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はり師きゅう師免許取得 2011年

鍼灸サロンOPEN 2011年

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小さい頃は、実家近くの山へ遊びに行ったり、木登りをしたり、とにかく遊ぶのが大好きでした。
小学校の頃、なぜか、ケガをした所にヨモギの葉をすりつぶして患部に当てるのを知っていて、近所の子供に手当をしていたのを覚えています。

そう、ヨモギは、お灸のモグサの原料です。

高校時代の愛読書は、与謝野晶子による現代語訳「源氏物語」。
短大は文学科国語専攻で、大好きな平安文学「枕草紙」を卒業研究に選びました。
このとき、吉本隆明氏の共同幻想論を知り、人の世界の成り立ちに興味を持ちました。このころから、神々の世界、陰陽五行にも興味を持ち始めました。
平安時代は、魑魅魍魎の跋扈する時代、病気は祈祷で治す、という時代でしたから。

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20才で製造業の会社に就職、総務を任されました。このとき、たくさんの人と触れ合ったことで、学生時代には全く見えなかった「人」の色々な面を見たような気がします。しばらくして、カーショップに転職しました(現在も勤務中です)。

その後、たくさんの方々と出会う中で、たくさんの趣味に出会いました。 演劇、合氣道、香道、茶道、陶芸、写真、トールペイント、着物、スノーボード、マクロビオティック、フラワーアレンジメント、パソコン・・・。不思議と、「やってみたいなぁ」と心で思っていると、自然とそれができるように、知り合いが誘ってくれたり紹介してくれたのです。どれも一生懸命取り組みますから、それなりの結果もいただきました。

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たくさんの趣味をする中、地元在住でフシギな能力を持つ方々とどんどん知り合うことになりました。そうして、心理学や心理療法、占いやエネルギーワークの世界も知りました。この頃、易経にも興味を持ち完全独学で読破しました。だからこそ、霊感ゼロのこのわたしが、鍼灸の世界に入った時、物質としては存在しない見えない「氣」の概念を、すんなりと受け入れられたのかもしれません。

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さて、あらゆる趣味をほぼ同時進行でやり続けた結果、ある時、自分に限界と「もういいや」という満足のような気持ちがやってきました。そうして、人が生きるのに絶対に必要な食べ物か身体に関する仕事をしよう!と決めました。食べ物はあまり興味がなかったので、身体のことを調べているうちに、鍼灸の世界を知り、長野市にある信州医療福祉専門学校に入学、3年の修業の末、国家試験に合格し、はり師きゅう師免許を取得しました。

正直、30才を過ぎてからの勉強は、タイヘンでした。西洋医学で必要となる解剖学、生理学をはじめとして、臨床医学、病理学、公衆衛生学やリハビリテーション、東洋医学で必要な経絡経穴、東洋医学概論、臨床論など、覚えることが満載だったのです。しかし、その基礎が、今の鍼灸の技術を支えてくれていることに間違いありません。

学校では、アロマコーディネーターの講座も受講しました。もともと香りにも興味がありましたので、とても楽しく、ここでオイルトリートメントの基礎も学びました。

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2015年、養生法を本格的に生活に取り入れ始めました。これは、簡単な体操で、自分の中のひずみを取っていき、健康に過ごすためのもので、ご希望の方には、施術後に少しずつ、やり方をお伝えしています。そのうち、養生法教室も開きたいな、と思っています。鍼灸治療でできることはたくさんありますが、限界があって、やっぱり、ご自身で養生されてこそ本当によくなっていく部分というのはあると思うのです。

そして、見えない世界の、見えない部分が、見える物質(身体)を作っているという確信を持って治療にあたっています。それは、古代中国の「易経」や、鍼灸の原典ともいえる「黄帝内経」に書かれていることですし、何より今までのわたしの実体験の中に、そう思わざるを得ないできごとがたくさんあったからこその確信です。見えない=存在しない、ではないのです。見えなくても存在している、と思うだけで、身体の状態は変わっていくと思うのです。病は、氣から、なのです。

治療では、見える身体にアプローチしますが、実は、見えない「氣」の部分が動いていくのです。その結果、身体が変化するのです。だから、すぐに結果は出なくても、半年、1年経ったとき、何だか違う、何だかいい気がするという方は多いですし、でも、少しずつの変化なので変化は感知しにくくて、変わっていても気づかない方も多いです。でも、それでも良いと思います。変わっていることは確かなのです。

常に変化、成長し続ける、これこそが、恒常性であり、宇宙の法則だと思うのです。気になったらぜひ、治療を受けにいらしてください。お待ちしております。