新型武漢コロナウイルス

【新型コロナ】長野県は?

長野県のサイトに、新型コロナウイルスの、長野県の状況が掲載されています。それを見ますと、3月27日の時点で、陽性者は6名、内3名が入院中、3名が退院となっています。

新型コロナウイルス感染症の県内動向

これを見る限り、413人検査して6人陽性ということで、陽性率は大変低く、また、陽性者6名中5名が、他県からの流入による感染ということがわかっています。そして、残り1名は感染経路不明で松本方面での市中感染が疑われますが、発症は3月9日ということですから、そこから3週間経過しており、その後の市中感染者が出ていないことを考えますと、長野県内では今のところ爆発的な感染には至っていないように見えます。

ただ、これから問題になってくるのは、県外からの感染者の流入の危険性です。自粛要請は出ているものの、強制力はありませんから、今後も、この流入による感染拡大については、注意していかなければなりません。

東京や大阪では、既に市中感染が始まっており、連日の感染者数が倍増していることから、武漢やイタリア、ニューヨークで起きている爆発的感染が起こり始めていると見えます。そうなりますと、市中感染が始まっている地域に出かけて行って、県内に戻った時に感染者になっている、また、その人から感染が広がる可能性が非常に高いです。

では、なぜ、不要不急の外出を避ける必要があるのでしょうか?

答えはカンタンです。
ウイルスは、人間の中でのみ生き残り、増殖でき、人間が運ぶからこそまん延するモノだからです。
ですから、人が動くほどに、ウイルスも移動できるのです。人が動きをやめると、ウイルスは行き場を失い、増殖もできなくなります。
だからこそ、今の段階での、行動自粛がとても大切になってきます。

自分は感染しないだろう、とか、自分が万一感染してもいいや、という考えがなぜ危険なのでしょうか?

これも答えはカンタンです。
一人でも感染することで、医療が崩壊していくからです。

わたしの友人で総合病院でナースをしている人がいますが、一人感染者が出ただけで、それに対応したスタッフ数人は、1週間の自宅待機となるそうです。つまり、たった一人の感染者のために、数人の医療スタッフが現場から消えるのです。

これが、一人、二人と増えたらどうなるでしょうか。どうか、想像してください。
新型コロナウイルス感染者への対応が間に合わなくなると同時に、他の疾患の方も、その命を救えなくなる可能性がどんどん高くなるのです。

つまり、今、一人一人が、自覚を持って、意識的に(感染しないよう、させないよう気をつけて)生活するかしないかが、この世界の全てに影響を与えるのだということを示しています。

自分さえ良ければいい、という自己中心的な考え方はもはや通用しないのです。ですからどうか、自分の言動の全てがこの世界と繋がっているという感覚を思い出してほしいです。世界と繋がっていない人はこの世に誰もいません。

日本人は、本来小さな島国の中で、お互い協力し合って生きてきました。ネガティブにとらえると、村八分という言葉もありますが、逆に言えば、お互いに助け合うことが当たり前にできる民族だと思います。震災や災害のとき、諸外国に比べるとはるかに冷静で犯罪も起きない国です。今、日本も世界も有事です。今こそ、お互いのためにできる最善を尽くすべき時です!

できるだけ外出や、他人との接触を避けること、どうしても避けられない場合は3密(換気の悪い密室空間で、密度の高い人口と、至近距離でおしゃべりや食事をする)に気をつける、帰宅したらすぐに手洗いをしっかりすること、もしできたら、アルコールや塩素、石鹸を使って、人の手が触れるドアノブやスイッチ、携帯電話をこまめに消毒すること。しっかり睡眠と食事をとり、必要以上に不安にならないこと。そして、それらを諦めずに続けること。この基本は最初から変わりません。これ以上の最善策はありません。ウイルスのまん延が落ち着いたら、たくさんお金を回していきましょう。