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梅雨時の過ごし方

いよいよ、梅雨になりましたね。
最近は、一日の寒暖差が激しく、どうしても自律神経のバランスが崩れがちです。

自律神経とは、力を出す時の”交感神経”(戦うか、逃げるか)と、
リラックスして内臓機能が高まる”副交感神経”の二つが、シーソーのように働きます。

例えば、”交感神経”が優位な時、つまり、生存の危機を感じるようなときや興奮状態の時は、”副交感神経”の働きは静かになりますので、あまりお腹が空かないなど、つまり、戦う時に、のんびり食べてる場合じゃない!というふうに、身体が自動的に判断します。

自律神経は、血流をコントロールしたり、内臓の機能をコントロールしますが、一日の寒暖差が激しいと、自律神経は大変忙しくなりますから、正しく動きにくくなってしまい、体調が悪くなりやすいのです。

ちなみに、鍼灸治療は、自律神経を整える働きがあることが、科学的にわかっています。特に、交感神経を落ち着かせて、副交感神経を優位にします。

治療のあとすごく眠くなったりだるくなるのは、身体がお休みモードに入るからなのですね。でもそれは、身体にとってお休みが必要だというサイン。ついつい無理をしがちな身体を休める良い機会ととらえて、ゆっくり過ごしていただくのがオススメです。

不思議なことに、治療を続けて心身が整ってくると、あまり眠さやだるさは出なくなります。

わたしたちの意識(顕在意識)は、自分をだまして無理ができるけれど、身体は絶対に騙せません!そのことがよくわかる現象だな~と思います。

さて、梅雨時はやはり自律神経が乱れがちです。気圧の変化にも身体はストレスを感じるものです。お天気も悪いですから、これから活動的になれる夏の前に、しっかりと身体のメンテナンスをすることをオススメいたします。ゆっくり過ごしてくださいね。

そして、ちょっと暑いからといって急に冷たい物を飲食することも控えましょう。せめて、氷の入っていない常温の水分を摂るよう、心がけましょう!