自然と風景の写真

【写真】スノーモンキーに会いに

一カ月ほど前からでしたでしょうか、急に、スノーモンキーに会いに行きたいという思いが湧いていました。今まで全く興味のなかった地獄谷の温泉に入るサルたちのことです。

ちょうど日にちの空いた2月、ベストなタイミングに行くことができました。今年は雪が少なくて、ライブカメラで地獄谷の様子を見てみると、茶色い岩がむき出しになっていて、イメージしていた、真っ白な雪の中にふわふわの茶色のサルが温泉にぬくぬくしてる、という写真は撮れないのかな~と思っていました。

ところが、決めていた日の当日朝、見事に雪が降りました!しかも、その前日夜には、地獄谷の1時間の番組が放映されていました。まさに、行くべきタイミング。

地獄谷の手前には、数年前に立ち寄った渋温泉があります。見慣れた光景を進むと、グーグルマップが指し示す道には通行止めの看板が。その看板のあるところにあった観光案内所に駆け込んで、様子を聞くことにしました。すると、道順を教えてくださり、圧雪の状況や、スタックしそうな箇所も教えていただけて、万が一道路の雪で上れない場合は、手前の美術館に停めるといいよ、と地図もいただきました。

ゆっくりと進んでみると、スタックすると言われた道路の先に、除雪車がいるではありませんか。これは、もしや上まで行かれるかもと思い進んでみたら、バッチリ、上の駐車場に車を停めることができました。

すべてが素晴らしい結果です!

駐車場から、30分・・・雪道なので40分くらいかけて、温泉に入るサルたちのところまで歩きます。ほとんど平らな道なので、それほど苦労ではありません。

野猿のため、温泉に入りに来るかどうかは運任せだそうですが、雪も降っていたので、やはり寒い日は入りに来ていますね。

気持ちよさそう・・・

雪+温泉+猿!イメージ通りです!!
望遠レンズがあれば良かったのですが、持っていないので、遠くから撮ってあとで加工しています。

見ているだけで癒される
毛づくろい
いい湯だな~
たそがれてる?
至るところに猿、います。みんな、マイペース。

本来ならば、海外の観光の方が多いのでしょうが、さすがにコロナでほとんどいませんでした。
ここの猿たちは餌付けされているためか、人と目が合っても襲ってこないし、目の前を走り抜けていくこともあるし、カメラの前でも平然としていたりします。人と潜在意識のレベルでは交流しているんじゃないのかな、と思うくらい、人の意識に近いものを感じました。”今この瞬間”に生きている彼らを見ていると、こちらも本当に癒されますね。